〜なぜ、すべきことがあるのにダラダラしてしまうのか〜
やるべきことは山ほどあるのに、なにしろ面倒臭い。自分はダラダラしているつもりはないが、なぜか、上司からダラダラしていると叱られる……。
これは白昼夢タイプ=デイドリーマーと呼ばれる人々の特徴であり、グズの中でも最も症状が重い。
「デイドリーマーは、頭の中だけで仕事を完結させてしまう人々です。空想にエネルギーを集中し、空想の世界で達成感を得ている。本人は真剣でも、周囲から見ればただボーっとしているだけです」
たとえば机を片づけねばならないとき、デイドリーマーは、段取りを考え、机がキレイに片づいていく過程まで想像してしまう。それですっかり満足してしまうので、実際には何もしない。この一連のプロセスが頭の中で自動的に展開してしまうため、本人にもどうにもならない。
「とにかくやるべきことをすべてスケジュールに入れてしまうこと。掃除ですら例外ではない」「月曜の朝9時から掃除と入れておく。ほかの予定が入ったら、その都度リスケすることがポイント」。
デイドリーマーは本人の自覚がないだけに、周囲の働きかけが大切になる。
このタイプは、自己愛的な傾向が強いので、周囲からグズだと罵られても、それをあまり苦にしない。
なんだかムカつく人格だが、苦にしないのなら追い込んだところで効果は薄い。
同時に、ヒロイズムに酔い痴れるタイプでもあるので、有効なのは名言である。たとえば、『虎穴に入らずんば虎児を得ず』といった格言をインプットしてやる。すると、『ああ、いままさに自分は虎穴に突入する瞬間なんだ』、などとヒロイックな気分になって、重たい腰をようやく上げる。
要するに、映画や小説の主人公のような気分になれれば、彼らは喜んで仕事をする。そのための舞台装置をつくってやり、演出をしてやる必要があるわけだ。
また、デイドリーマーは当然のごとく、地道な仕事が嫌いである。アイデアを出したり、企画を考えたりするのは好きだが、つまらない仕事をコツコツやるのは最も苦手。空想好きの彼らは、リアルな世界の出来事を、極度に面倒臭がる。しかし、こういう人材に地道な仕事をやらせなければならない局面もある。
そういうときはTODOリストを細分化して、それぞれに所要時間を設定するといい。彼らは雑用的な仕事が最も嫌いで、『自分はこんな仕事をやるべき人間ではない』と心のどこかで思っています。つまらない雑用は10分で終わるよというように、あらかじめゴールを見せてやるといい!
〜たった1本、アポイントの電話をかけることが、なぜかできない〜
この心配性タイプは、親から年中怒られる環境で育った人に多く見られるという。緊張して生きているという意味では完璧主義タイプに似ているが、基準が常に外側にある点は正反対だ。
このタイプは、完璧に仕上げたいという内側の基準ではなく、人に文句を言われたくないという外側の基準に囚われている。しかも、人は些細なことで怒り、文句を言ってくると思い込んでいる。だから、よほどモチベーションを高めないと、ごく簡単な作業もできない。
まず自分がグズグズしがちな行動を書き出すこと。
書き出したうえで、行動に伴う目先の“苦”と将来の“快”を比較し、快に目を向けるようにする。これで嫌々ながらも手をつけようとはする。次に苦手意識の強い作業と快を結びつける。好きな喫茶店に行ったり、好きな珈琲を入れるなど自分に快を与える環境をつくって作業に取りかかる。そのうちに、その作業自体が心地いいものになってくる。
心配性タイプには、宅配便ひとつ出すにも膨大な時間をかける人がいる。箱のサイズ、梱包の仕方、伝票の書き方などについて、集配人から文句を言われるのではないかと恐ろしくて仕方ないのだ。
「現実主義療法」と呼ばれる方法。やるべき仕事をリストアップし、タイマーをセットする。アラームが鳴ったら機械的に仕事を始め、次にアラームが鳴るまでに仕事をダーっと片づける訓練を重ねる。
「それができれば苦労はないと言われるでしょうが、心配性タイプがやろうとしているのは、完璧主義タイプのように大それたことではなく、宅配便を出すような簡単なこと。タイマーを使うことで、『手間暇かけても結果はあまり変わらない』という現実を学んでいくわけです」
もう1つ、ゲシュタルト療法で使う祈りの言葉だ。
「『他人は私を喜ばせるために生きているのではない』と、事あるごとに3回唱える。アポイントの電話を断られたりすると、まるで自分が否定されたように感じるが、そもそも相手は自分を喜ばせるために存在しているのではないと気づけば、傷つく必要はない。
しかも、仕事は自分の一部分でしかなく、その一部分を否定されたからといって自分がすべて否定されたわけではない。
このタイプには、仕事と自分を一致させないことが非常に大切である。
TODOリストをカード化して、トランプのババ抜きの要領で1枚引き、その仕事から片づけていくのもいい方法だ。
「心配性の人は、仕事を始める前に悪い結果を予測して手が止まる。それを防止するには、始める前にあれこれ考えない工夫をするといい
不安や焦りなどの感情は思考から生まれる。思考する暇を自分に与えなければ、ネガティブな感情は生まれないのだ。
なでしこJapan おめでとう!!
〜最新の仕事術を身につけて効率的に仕事を片づけようと思っているのに、机の上にノウハウ本がたまるばかりで、肝心の仕事に手がつけられない〜
ここ5〜6年の傾向ですが、若手ビジネスマン向けに、仕事のノウハウを伝授する本がよく売れました。この手の本は、仕事術を教えると同時に、失敗回避意識を強く刺激している。ムダなことをやっていると勝ち残れないぞというメッセージを送ってくる。そのせいか、効率的なやり方にこだわるあまり、仕事の肝心な部分を先送りしてしまう人が増えている。
完璧主義タイプは職人気質の日本人が陥りがちな先送りパターンといえそうだが、この効率主義タイプは新手のパターンのようだ。それだけ現代が忙しい時代であることの裏返しかもしれない。
仕事に効率を求めることも、決して悪いことではない。しかし、あらゆる仕事が効率化できるわけではない。効率主義タイプとは、仕事の「仕分け」ができていない人々でもある。
「効率化できる仕事とは、たとえばトヨタのカイゼンを思い浮かべていただければいい、工場のラインなどで行われている単純繰り返し作業だけなのです。何度も同じことを繰り返すうちにムダな作業が明らかになってくるから、そこをカイゼンしようとなる」
マニュアル化が可能な仕事、と言い換えてもいいだろう。しかし、世の中のすべての仕事がマニュアル化できるわけではない。
効率主義タイプの人は、その仕分けができていない。
「クリエーティブな仕事や、毎回相手が代わる営業のような仕事は、本来、効率化のしようがない。しかし、ムダは悪、時間がかかるのは悪という思い込みがあると、仕事に取り組むよりも、ほかにいい方法がないだろうかという方向に頭が向いてしまう。でも、そんな都合のいい方法は存在しない。
マニュアル化不能な仕事は、えいやっと始めてしまうしかない。そのために有効なのが「誘導タスク」という仕掛けだ。
たとえば、パソコンや机の上に資料を広げてしまう。その仕事を片づけなければ物理的に困るように仕向けて、無理やり最初の一歩を踏み出すのです。ゴミ捨てを先送りする人は、ゴミで玄関を塞いでしまえば絶対に捨てる。これが『誘導タスク』。TODOリストの中の、とにかく小さなものから手をつけるのも、動きだすにはいい方法
効率を追求する心理は、失敗したくない、成功せねばという心理の裏返し。根本治療には、人生、何が成功なのかを再考する必要があるだろう。
〜なぜ、すぐプレゼンの準備にとりかかれないのか〜
週明けの会議でプレゼンテーションをやらなければならない。それはわかっているのに、どうしても取りかかれない。焦るばかりで時間だけが過ぎていく…。
このタイプの人には完璧主義の人が多い。パワーポイントやスライドを完璧に仕上げなくてはと思うあまり、なかなか手をつけられない。中途半端なものをつくるぐらいなら、やらないほうがマシ。完璧主義の人はこうした心理にはまって、身動きが取れなくなってしまいがち。
完璧主義タイプは、常に緊張感が高い人。緊張感の高い人は、高いモチベーションで行動したがる特徴を持っている。
モチベーションが高いため、ものすごいものをつくらなければ気が済まないのだが、それには膨大な時間が必要になる。しかし、まとまった時間はなかなか確保できないため、どうしても仕事の先送りをしてしまいがちになる。
完璧を期するのは、決して悪いことではない。しかし、締め切りに間に合わなければ意味がない。
完璧主義の人は100%でなければならないと思い込んでいます。この思いが何かに取りかかろうとしたときに、「うまくできるだろうか」という思考が自動的に浮かび上がってきます。この自動思考が不安や自信のなさにつながり、行動をためらってしまうのである。本当に100%である必要があるのだろうか?
プロ野球選手でも、10割バッターなんて存在しない。3割打てれば上々。
思い切って『できるに越したことはない』くらいまでハードルを下げれば、楽な気持ちで仕事に取りかかれる。
やるべき事を先に延ばしてしまう
例えば電話をかけようと思っていても、家事をやってるうちに遅い時間になり「まっ 明日でいっか」となる事がしばしば
魅力あるパーソナリティーでも「機敏かつ活発」、目標設定でも詳細・明確なプランより先に実行、、、さんざんセミナーを聞いていてもなかなか治らない私の心と行動のくせ・習慣
先送り症候群…これは心理的なメカニズムがあって、そのメカニズムを理解すればすぐやる人になれる!らしい
「先送り症候群6タイプ別病状と処方箋」と言う記事を見つけたので、すぐやる人になるために記しておこうと思います。
サキナブログが始まって2年…私も開設日に始めましたから、2周年です。
ブログを通じてたくさんの方と出会い、楽しさ、勇気、励ましをいっぱいいっぱいいただきました
くだらないネタ満載なのにお付き合いいただきましてありがとうございます。
そしていつもご訪問いただきましてありがとうございます。
感謝とともに明日から3年目スタートします
昨日はスキンケアセミナーもあって銀座ラウンジは震災前と同じように混み合ってました やっぱり元気になります
そして銀座の街も 人がたくさん
一緒にウィンドウショッピングをしたメンバーさんも「家にこもってると落ち込む今日は元気になりました」って。
普通の事ができる事に感謝、普通にして元気になる
こんな時期だからお料理記事の更新……
悩んでました。
地震後 気持ちも落ち着かず、料理をする気力もなかなか持てずにいました。
でも、普通に生活できる私は、普通にできる事に感謝して 元気でいる事
これが 今の私にできる事
今まで 訪問してくださるみなさまに、少しでも元気になっていたたけたらとの気持ちもありブログをやってきました。
先日お目にかかったてんしさんが「最近 オリーブさんのブログ、お料理記事がなくて寂しい」とおっしゃっいました。
こんな私の拙い記事でも楽しみにしてくださる方がいる!ありがたいです
私の記事で少しでも生活に明るさを届けられたらと思い、お料理記事を再開したいと思います。
甚大な地震の被害、言葉もありません
でも、現実生活があります。
今何ができるか
祈る事
大丈夫きっと無事
日本人はそんな弱くない
きっと良くなる
そして目の前にある事を一生懸命やる
ラウンジは明日から通常営業 私は終日お当番です。
来ていただいた方に心地よく過ごしていただけるよう心配りをします
得意なシフォンでも焼こうかな〜〜
明日銀座にいらっしゃる方、どうぞお声をかけてくださいね